みちのくに‐がみ【陸奥国紙】
「みちのくがみ」に同じ。「—の畳紙(たたうがみ)のほそやかなるが」〈枕・三六〉
め‐ぐま【目隈】
目のふちをくまどること。目のくまどり。「今ぢゃあ—を入れる者はねえ」〈滑・浮世風呂・四〉
まん‐こ【漫湖】
沖縄県、沖縄本島南部にある干潟。那覇(なは)港を経て東シナ海に注ぐ国場(こくば)川の河口にある。約0.11平方キロメートルのマングローブの林が広がる。シギ・チドリなどのほか、希少種のクロツラヘラ...
みぐし‐あげ【御髪上げ】
1 貴人の髪を結うこと。また、そのことに奉仕する人。 2 平安時代、宮中で12月の下の午(うま)の日に、天皇・東宮などの一年中の髪のくずを主殿寮(とのもりょう)で焼いた儀式。 3 成人した女子が...
まま【崖】
急な傾斜地。がけ。また、堤のくずれた所などもいう。「足柄(あしがり)の—の小菅(こすげ)の菅枕あぜか巻かさむ児ろせ手枕(たまくら)」〈万・三三六九〉
みず‐か・う【水飼ふ】
[動ハ四]牛や馬に水を飲ませる。「さ檜隈(ひのくま)檜隈川に馬留め馬に—・へ我よそに見む」〈万・三〇九七〉
ま‐ほ【真秀/真面】
[名・形動ナリ] 1 よく整って十分なこと。完全なこと。また、そのさま。和歌では多く「真帆」に掛けて使われる。⇔偏(かたほ)。「しなてるや鳰(にほ)の湖に漕ぐ舟の—ならねども逢ひ見しものを」〈源...
み‐しゃれ【身晒れ】
万一約束を破ったときは、神仏の罰を受けて自分は髑髏(しゃれこうべ)となってもよいという意の誓いの語。みしゃり。「誓文、—といふ詞、この里のくせなりしが」〈浮・元禄大平記〉
みず‐ぐも【水蜘蛛】
1 ミズグモ科のクモ。体長約1.5センチ。水中生活をする特異なクモで、水草の間に網巣を張り、水面から体の毛に空気をつけて運び、空気の部屋を作る。ユーラシアに分布し、日本でも見つかっている。 2 ...
みち‐の‐くに【陸奥国】
「みちのく」に同じ。「むかし、男、—にすずろに行きいたりにけり」〈伊勢・一四〉