の‐ざき【野咲き】
花が野原で咲くこと。また、その花。
のざき【野崎】
大阪府大東市の地名。
のざき‐かんのん【野崎観音】
野崎にある曹洞宗慈眼寺の通称。また、その本尊である十一面観音の通称。
のざき‐まいり【野崎参り】
野崎観音に参拝すること。浄瑠璃「新版歌祭文」で有名になり、春秋2回行われた無縁経の法会に、屋形船で参拝に来る人と陸路を来る人とがののしり合う奇習があった。
のざきむら【野崎村】
浄瑠璃・歌舞伎「新版歌祭文(しんぱんうたざいもん)」の上の巻後半「野崎村の段」の通称。久松の許嫁(いいなずけ)お光の悲恋を描く。
の‐ざらし【野晒し】
1 野外で風雨にさらされること。また、そのもの。 2 風雨にさらされて白骨化した人間の骨。特に、その頭骨。されこうべ。 [補説]書名別項。→野ざらし
のざらし【野ざらし】
豊島与志雄の中編小説。大正12年(1923)「中央公論」誌に発表。同年刊行。
のざらしきこう【野ざらし紀行】
俳諧紀行。1巻。松尾芭蕉作。貞享2〜4年(1685〜1687)成立。貞享元年8月、江戸を出立して郷里伊賀から大和・美濃などを訪れ、翌年京都・尾張・甲斐などを経て4月江戸に帰るまでの紀行。甲子吟行...
のざわ‐おんせん【野沢温泉】
長野県北東部、野沢温泉村にある温泉。泉質は硫黄泉。
のざわ‐な【野沢菜】
カブの一品種。葉はへら形で長さ50〜80センチ。葉・根とも漬物にする。野沢温泉を中心に信越地方で栽培される。《季 冬》