のぞ・ける【覗ける】
[動カ下一] 1 一部分が他から見られる。一部分が現れる。「太い首から—・けるあたりが真白に脂ぎっている」〈康成・雪国〉 2 一部分を外に出す。「横着にも—・けた顔を引っ込めもしずにいた」〈里見...
のぞこ・る【除こる】
[動ラ四]除かれて消え失せる。のぞかれる。「障(さはり)—・り罪消えて、人天浄土(にんでんじゃうど)に生まれ」〈沙石集・二〉
のぞまし・い【望ましい】
[形][文]のぞま・し[シク]《動詞「のぞ(望)む」の形容詞化》そうあってほしい。願わしい。「全員参加が—・い」 [派生]のぞましさ[名]
のぞみ
東海道・山陽新幹線で運行されている特別急行列車の愛称。平成4年(1992)に東海道新幹線で、翌年に山陽新幹線でも運行を開始。多くは東京・博多間を結び、「ひかり」「こだま」などより停車駅を減らし...
のぞみ【望み】
1 そうなればよい、そうしたいと思うこと。願い。希望。「—が大きい」「長年の—がかなう」 2 望ましい結果を得る可能性。よいほうに進みそうな見込み。「助かる—はない」「一縷(いちる)の—がある」...
のぞみ‐うす【望み薄】
[名・形動]そうなる見込みのほとんどないこと。また、そのさま。「本会期中の成立は—だ」「—な目標額」
のぞみ‐しだい【望み次第】
望みにまかせること。望みのまま。「何でも君の—だ」
のぞみ‐どおり【望み通り】
そうしたい、そうありたいと願うとおり。「—に就職できた」
のぞみなきにあらず【望みなきに非ず】
石川達三の小説。「読売新聞」に連載されたのち、昭和22年(1947)に刊行。元海軍軍人の主人公が、戦後の社会への適応に苦労する姿を描く。
望(のぞ)みを託(たく)・す
希望をかける。「彼の度胸のよさに—・す」