ないない‐づくし【無い無い尽(く)し】
あれもない、これもないといった状態。なにもないこと。ないものだらけ。「—の耐乏生活」
とり‐のこ・す【取(り)残す】
[動サ五(四)] 1 全部取らずに残しておく。「—・した分を回収する」 2 (多く「取り残される」の形で)そのものだけをあとに残す。置き去りにする。「仲間に—・される」
と‐ばかり
[連語]《格助詞「と」+副助詞「ばかり」》「と」を受ける内容の限定を表す。…とだけ。「民子は私が殺した様なものだ、—いって居て」〈左千夫・野菊の墓〉
泣(な)く子(こ)も目(め)を開(あ)け
泣いている子でも、目をあけて周囲の状況を見る。いくら思慮分別のない者でも、少しは時と場合とを考えて振る舞うものだ。
とさ‐じょうゆ【土佐醤油】
鰹節(かつおぶし)のだしの入った醤油。刺身・冷ややっこなどに用いる。
どこ‐そこ【何処其処】
[代]不定称の指示代名詞。ある場所を漠然とさし示していう。これこれの所。「—のだれだれ、と名のってください」
と‐とく【都督】
1 統率し、取り締まること。 2 中国の官名。主に地方の軍事・民政をつかさどった。三国時代に設置され、唐代に廃止されたが、元・明代に復活。また、中華民国初期にも各省に置かれた。 3 大宰帥(だざ...
と‐し‐た‐こと‐が【とした事が】
[連語] 1 (人を表す語に付いて)言動・状態が予想に反して似つかわしくない意を表す。…ともあろうものが。「私—、おとなげないまねをしたものだ」 2 その状態の程度のはなはだしいことを驚いたりあ...
と‐どく【荼毒】
[名](スル)《ニガナの毒の意から》害毒。また、害毒を流すこと。「社会を—するものだと」〈鴎外・青年〉
とは‐いいながら【とは言い乍ら】
[接]「とは言うものの」に同じ。「相手は強い。—まったく勝機がないわけではない」 [連語]《「ながら」は接続助詞》「とは言うものの」に同じ。「子供—、たいしたものだ」