クタ【Kuta】
インドネシア南部、バリ島の海岸保養地。同島南岸、バドゥン半島の基部に位置する。白い砂浜が広がり、1960年代頃からサーフィンが盛んになり、欧米人が多く訪れるようになった。北側のレギャンの中心ま...
くも‐がく・る【雲隠る】
[動ラ四] 1 雲の中に隠れる。くもいがくる。「渡る日の暮れぬるがごと照る月の—・るごと」〈万・二〇七〉 2 貴人の死ぬことをたとえていう語。「ももづたふ磐余(いはれ)の池に鳴く鴨を今日のみ見...
くもり‐な・し【曇り無し】
[形ク] 1 視界が明瞭である。空が晴れわたっている。「日のどかに—・き空の西日になるほど」〈源・常夏〉 2 光・色などが鮮明である。澄んでいる。「—・き池の鏡によろづ代をすむべき影ぞしるく見え...
こうが・う【考ふ/勘ふ】
[動ハ下二]《「かんがふ」の音変化》 1 思案する。前例や習慣などに照らし合わせて考える。「近うまたよき日なし、と—・へ申しけるうちに」〈源・行幸〉 2 責めとがめる。また、勘当する。「少し心の...
こえ【声】
1 人や動物が発声器官を使って出す音。のどから口を通って出る音。「女性の—」「猫の鳴く—」 2 言葉の発し方。語調。アクセント。「—が荒くなる」「なまりのある—」「やさしい—」 3 虫が、羽や足...
こく‐い【刻意】
深く気を配ること。心を砕くこと。苦心すること。「却って長閑(のどか)な春の感じを—に添えつつある」〈漱石・草枕〉
さがり‐は【下がり破/下がり端/下がり葉】
1 能の囃子事(はやしごと)の一。後ジテなどで天人・天女が登場するとき、笛・小鼓・大鼓・太鼓で合奏する。 2 狂言の囃子事の一。のどかな気分の登場楽。 3 歌舞伎下座音楽の一。1から出た大鼓・小...
しお・る【撓る/萎る】
[動ラ四] 1 しなわせる。たわめる。「秋風は軒場の松を—・る夜に月は雲居をのどかにぞ行く」〈玉葉・秋下〉 2 しみじみとした感じを出す。また、能で、泣く動作をする。「調子の真中を三重に—・り...
しゅら‐の‐ちまた【修羅の巷】
激しい戦闘や闘争の行われる場所。「のどかな村が—と化す」
しゅん‐い【春意】
1 春めく気配。また、春ののどかな気分。《季 春》「窓の枝揺るるは—動くなり/風生」 2 男女間の欲情。色欲。