えんりゃく‐じ【延暦寺】
滋賀県大津市坂本本町にある天台宗の総本山。山号は比叡山(ひえいざん)。延暦7年(788)に最澄が創建した一乗止観院に始まり、弘仁14年(823)、大乗戒壇の勅許とともに延暦寺の寺号を賜った。元亀...
あら‐なくに
[連語]《動詞「あり」の未然形+打消しの助動詞「ず」のク語法+格助詞「に」》 1 ないことだなあ。ないことよ。「乎布(をふ)の崎漕ぎたもとほりひねもすに見とも飽くべき浦に—」〈万・四〇三七〉 2...
いし‐ざら【石皿】
1 皿形の石器。安山岩などでつくり、長さ20〜40センチの円形・楕円形のものが多い。木の実や穀物などをすりつぶすのに使った。日本では縄文時代に多くみられる。 2 江戸時代、街道茶屋で煮しめを盛る...
うちゅう‐そくど【宇宙速度】
1 地表から打ち上げられた物体を宇宙空間に飛び出させるのに必要な初速度。地球の人工衛星となる速度。地表に対して秒速7.9キロ。第一宇宙速度。円速度。 2 地球の引力を振り切って太陽系の人工惑星と...
おい‐つ・く【追(い)付く/追(い)着く】
[動カ五(四)] 1 追いかけて先に出たものに行き着く。「先発隊に—・く」 2 能力・技術などが目標とするものに達する。「先進国の技術に—・く」 3 (多く「おいつかない」の形で用いる)間に合う...
カッター‐ナイフ
《(和)cutter+knife》紙や布、紐やテープ・コードなどを切断するのに用いる工作用の刃物。木の枝など、丈夫なものを切断するのには向かない。切れ味が悪くなると先の刃を折って新しい刃先を作り...
かた‐づ・く【片付く】
[動カ五(四)] 1 物が、置いておくのに適当な場所にきちんと納まる。散らかっていた物が整えられた状態になる。「やっと部屋が—・いた」「机の上が—・く」 2 物事が一定の形に決まる。事態が落ち...
かかわら‐ず【拘らず/係わらず】
[連語]《動詞「かか(係)わる」の未然形+打消しの助動詞「ず」の連用形》(「…に」「…にも」のあとに付けて用いる) 1 …なのにそれでも。…であるのに。「努力したにも—受からなかった」 2 …に...
かく‐かっこ【角括弧】
文章表記中などで用いる[ ]の記号。補足説明や注記などを表すのに用いる。ブラケット。( )を小括弧、{ }を中括弧というのに対して、大括弧ともいう。→括弧
かい【階】
[名] 1 上がり段。きざはし。階段。 2 多層の建物の一つの層。「受付は2—にある」 3 地質年代による地層区分の最小の単位。年代区分の「期」に対応し、「統」を細分したもの。 4 数学で、微...