インカ‐ていこく【インカ帝国】
ペルー南部のクスコを中心に、15世紀から16世紀にかけて繁栄したインカ族の国。最盛期にはエクアドルからチリにまで及ぶ大帝国となった。太陽神を信仰し、その子とされる王を頂点とする君主制をとった。巨...
アルマイト
《(和)Alumite》アルミニウムを陽極として電解により酸化させて、表面に酸化アルミニウムの耐食性皮膜を作ったもの。大正12年(1923)ごろ、理化学研究所で発明されたときの商標名。米国ではア...
アルキル‐か【アルキル化】
有機化合物の水素原子をアルキル基で置換させること。このはたらきをもつ化合物をアルキル化剤という。一価のメチル基を置換する場合はメチル化、二価のエチル基を置換する場合はエチル化という。
うた‐じづくし【歌字尽(く)し】
部首の共通した漢字を、覚えやすく歌で示した、江戸時代の書物。内容は、椿(つばき)・榎(えのき)・楸(ひさぎ)・柊(ひいらぎ)・桐(きり)を「春つばき夏はえのきに秋ひさぎ冬はひらぎに同じくはきり」...
あし‐ずり【足擦り】
ハエやハムシなどの昆虫が、脚を擦り合わせる行動。脚の先端部に生えた剛毛を毛づくろいすることで、滑りやすい場所にとまったり自由に動き回ったりできると考えられている。
顎(あご)で蠅(はえ)を追(お)・う
ハエを手を使わないであごを動かして追い払う。体力が衰えたさまにいう。
あし‐がた【足形/足型】
《「あしかた」とも》 1 足の形。また、地面や物を踏んだあとに残る、足の形。あしあと。 2 (足型)靴・足袋(たび)などを作るのに使う、足の形をした木型。 [補説]人の足形は次の3種類に分けられ...
あ‐こ【彼処/彼所】
[代]「あそこ」に同じ。「わしゃ—ではえらうきれるがな」〈滑・膝栗毛・五〉 [補説]現代でも京阪地方などで用いる。
アセトアルデヒド【acetaldehyde】
刺激臭のある無色の液体。エチルアルコールを酸化すると得られ、工業的にはエチレンを酸化して作る。酢酸など多くの工業薬品の原料、またプラスチックや合成ゴムの中間原料。化学式CH3CHO アルデヒド。
あお‐ばえ【青蠅/蒼蠅】
クロバエ科のうち、緑色や青色のハエの俗称。キンバエなど。《季 夏》「—やみそぎに捨る瓜の皮/宗因」