はかた‐じま【伯方島】
愛媛県北部、瀬戸内海中央部の芸予(げいよ)諸島中の島。今治(いまばり)市に属する。面積19.5平方キロメートル、周囲32.5キロメートル。標高ほぼ300メートル以下の丘陵からなり、ミカン・タバコ...
はかた‐ドンタク【博多どんたく】
福岡市の年中行事。正月の松囃子(まつばやし)に始まるが、現在は港祭りを統合して5月3〜4日に行われる。福神・大黒などの練り物が出て古風な唱え言をするほか、さまざまな芸能が行われる。→ドンタク
はかた‐にわか【博多俄】
博多地方で行われる即興の寸劇。目かずらをつけるのが特徴。盆踊りから発生し、幕末から明治にかけて流行。→俄狂言
はかた‐にんぎょう【博多人形】
博多地方から産する人形。粘土を素焼きにして彩色を施したもの。能・歌舞伎・浮世絵などから取材したものが多い。
はかた‐の‐つ【博多津】
福岡市の博多港の古称。坊津(ぼうのつ)・安濃津(あのつ)とともに三津(さんしん)の一。
はかた‐ひら【博多平】
袴(はかま)地に織った博多織。
はかた‐ぶし【博多節】
福岡県の民謡で、博多の座敷歌。「ドッコイショ」の囃子(はやし)が入る古い博多節と新しい正調博多節とがある。前者は明治中期に島根県石見(いわみ)地方から門付け芸人がもたらし、後者は大正時代に下関付...
はかた‐わん【博多湾】
福岡県北西部、糸島半島と海ノ中道、志賀島(しかのしま)に囲まれる湾。湾口に玄界島、湾内に能古島(のこのしま)があり、南岸は福岡市。元寇(げんこう)の古戦場。
はか‐ち【墓地】
墓場。ぼち。
はか‐どころ【墓所】
墓のある所。墓地。ぼしょ。「この乳母(めのと)、—見て、泣く泣く帰りたりし」〈更級〉