はか【計/量/果/捗】
1 仕事などの進みぐあい。やりおえた量。 2 田植え・稲刈りなどのとき、当てられた分担の区画。「秋の田の穂田の刈り—か寄り合はばそこもか人の我(わ)を言(こと)なさむ」〈万・五一二〉 3 目当て...
はか【墓】
遺体・遺骨を埋葬した場所。また、そこに記念のために建てられた建造物。塚。「—に詣でる」
は‐か【破瓜】
《「瓜」の字を縦に二分すると二つの八の字になるところから》 1 8の2倍で、女性の16歳のこと。 2 8の8倍で、男性の64歳のこと。 3 性交によって処女膜が破れること。
ハカ【(マオリ)haka】
1 マオリ族の民族舞踊。もとは戦闘に際して、味方の士気を高めたり相手を威嚇したりするために踊られた。現在では結婚式や葬儀などでも披露される。 2 ラグビーで、オールブラックス(ニュージーランド代...
はか
[係助]《「ほか(外)」の音変化。近世上方語》名詞、種々の助詞に付く。下に打消しの語を伴って、ある事柄・状態に限定する意を表す。…だけ。…きり。…しか。「張り合はして見ると二十五年に—ならんわい...
はか
[接尾]状態を表す名詞や形容詞語幹などに付いて、形容動詞の語幹をつくる。そのようなさまという意を表す。「あて—」「あさ—」
はが【擌/黐擌】
《「はか」とも》竹や木の枝に黐(もち)をつけ囮(おとり)をおいて小鳥を捕らえるわな。はご。「わらはべ—立てて鳥とる」〈恵慶集・詞書〉
はか‐あな【墓穴】
死体や遺骨を葬るための穴。つかあな。ぼけつ。
は‐かい【破戒】
戒律を破ること。受戒者が戒法にそむく行為をすること。⇔持戒。
はかい【破戒】
島崎藤村の小説。明治39年(1906)刊。被差別部落出身の小学校教師、瀬川丑松が、周囲の因習と戦い、父の戒めを破って自己の素性を告白するまでの苦悩を描く。日本自然主義文学の先駆。