はき‐だめ【掃き溜め】
1 ごみを掃き集めて捨てておく場所。ごみ捨て場。ごみため。「—をあさる」 2 雑多な人や物が集まっている所。 [補説]作品名別項。→塵溜
はきだめ【塵溜】
川路柳虹による口語詩。明治40年(1907)9月、「詩人」誌に発表。日本初の口語自由詩とされる。
掃(は)き溜(だ)めに鶴(つる)
つまらない所に、そこに似合わぬすぐれたものや美しいものがあることのたとえ。ごみために鶴。塵塚(ちりづか)に鶴。
はき‐ちがえ【履(き)違え】
1 履物をまちがえて履くこと。 2 物事の意味を取り違えること。「自由と放任の—」
はき‐ちが・える【履(き)違える】
[動ア下一][文]はきちが・ふ[ハ下二] 1 他人の履物をまちがえて履いたり、左右をまちがえて履いたりする。「うっかり人の靴を—・える」 2 意味を取り違える。考え違いをする。「目的を—・える」
はき‐ちら・す【吐(き)散らす】
[動サ五(四)] 1 つばなどを所かまわず吐いて、よごす。「へどを道ばたに—・す」 2 さまざまなことを盛んに言う。わめき散らす。「悪口を大声で—・す」
はきつけ‐かべ【掃(き)付け壁】
小箒(こぼうき)でモルタルを掃き付け、荒い表面を作り出した壁。
はき‐つぶ・す【履(き)潰す】
[動サ五(四)]履き物を長期間履いたり、悪い道などで履いたりして、だめにする。
はき‐て【掃(き)手】
相撲で、取組中に体勢が崩れて手の指先が軽く土俵に触れること。負けとなる。
はき‐と
[副]明らかに。はっきりと。「草も木も—映らぬ古き世界には」〈漱石・虞美人草〉