はく‐ば【白馬】
まっ白な毛色の馬。白駒(はっく)。
はく‐ばい【白梅】
白い花を咲かせる梅。また、白い梅の花。しらうめ。《季 春》
はくば‐かい【白馬会】
美術団体。明治29年(1896)明治美術会を脱退した黒田清輝・久米桂一郎らを中心に創立。外光派の画風を伝えて新派・紫派とよばれ、明治後期の洋画壇の主流となった。明治44年(1911)解散。
はくば‐じ【白馬寺】
中国、河南省洛陽市の東にある寺。中国における最初の仏寺と伝えられ、インドから来た僧の迦葉摩騰(かしょうまとう)・竺法蘭(じくほうらん)のために後漢の明帝が建立したという。
はくば‐の‐きし【白馬の騎士】
1 苦境に駆けつけて人々を救う英雄。西洋の民間伝承などに登場する。 2 ⇒ホワイトナイト [補説]書名別項。→白馬の騎士
はくばのきし【白馬の騎士】
《原題、(ドイツ)Der Schimmelreiter》シュトルムの小説。1888年刊。堤防監督官の任務に献身する男とその家族の悲劇的運命を描く。
はくば‐の‐せちえ【白馬の節会】
⇒あおうまのせちえ
はくばのもり【白馬の森】
日本画家、東山魁夷の作品。昭和47年(1972)に発表した連作画「白い馬の見える風景」の一つで、青い森にたたずむ白馬の姿を描く。
白馬(はくば)は馬(うま)に非(あら)ず
中国戦国時代に、公孫竜の説いた詭弁(きべん)的命題。「白馬」を認識するとき、人は「白」と「馬」とを別々に知覚しうるから、「白馬」は「馬」ではないとする。のち、白馬という存在と馬という存在をことさ...