しら‐さぎ【白鷺】
サギ科の鳥のうち、全身白色のものの総称。コサギ・チュウサギ・ダイサギなど。はくろ。《季 夏》「—の佇(た)つとき細き草掴(つか)み/かな女」
しら‐なみ【白波/白浪】
1 泡立って白く見える波。 2 《「後漢書」霊帝紀から。黄巾の乱の残党で、略奪をはたらいた白波賊(はくはぞく)を訓読みしたもの》盗賊。どろぼう。
しらとり‐の‐みささぎ【白鳥陵】
日本武尊(やまとたけるのみこと)の墓。死んで白鳥になったという伝説から名づけられた。伊勢国能褒野(のぼの)(三重県亀山市)の陵、大和国琴弾原(ことひきのはら)(奈良県御所(ごせ)市)の陵、河内(...
しら‐は【白刃】
鞘(さや)から抜いた刀。抜き身。白刃(はくじん)。
しら‐くも【白雲】
白く見える雲。はくうん。しろくも。
しら‐やま【白山】
「白山(はくさん)」の古称。[歌枕]「よそにのみ恋ひやわたらむ—の雪みるべくもあらぬわが身は」〈古今・離別〉
しらみね【白峰】
石川県白山(はくさん)市、白山山麓の地名。重要文化財指定の小倉家など古い民家がある。
しら‐はり【白張り】
1 糊(のり)をこわく張った白い布の狩衣(かりぎぬ)。雑色(ぞうしき)などが着た。白張り装束。小張り。はくちょう。 2 白い紙を張ったままであること。また、そのもの。「—の傘」 3 「白張り提灯...
しら‐くも【白癬/白禿瘡】
小児の頭部に、大小の円形の白色落屑(らくせつ)面ができる皮膚病。白癬(はくせん)菌が感染して起こる。かゆみがあり、毛髪が脱落する。頭部白癬。しらくぼ。
しら‐かみ【白紙】
1 色の白い紙。 2 何も書かれていない紙。はくし。