はさ【稲架】
《挟(はさ)む、の意。「はざ」とも》竹や木を組んだ、刈った稲を掛けて乾かす設備。稲掛け。《季 秋》「—の道朝夕きよくなりにけり/林火」
は‐ざい【端材】
材料から、必要な部分を取ったあとの残り。半端な材料。
は‐ざお【歯竿】
⇒ラック(rack)
は‐ざかい【刃境】
刀の刃と地との境。
は‐ざかい【端境】
新米と古米とが市場で入れ替わる9、10月ころ。季節性のある野菜・果物・生糸の取引などにもいう。
はざかい‐き【端境期】
端境の時期。また一般に、物事の入れ替わりの時期。「—で在庫が品薄になる」
は‐ざくら【葉桜】
花が散って、若葉の出はじめた桜。《季 夏》
は‐ざし【ハ刺(し)】
片仮名の「ハ」の字形に細かく刺し縫いする方法。テーラードカラーの表地と芯(しん)とをなじませるためなどに行う。
は‐ざし【刃刺(し)/羽差(し)】
江戸時代の捕鯨漁で、勢子船に乗って捕鯨作業を指揮した者。銛(もり)を投げたり、弱った鯨にとび乗ったりするなどした。
は‐ざし【葉挿(し)】
挿し木の一。葉を土に挿し、不定芽・不定根を出させ、新しい個体をつくる方法。ベゴニアなどに行う。