うち‐か・える【打ち替える】
[動ア下一][文]うちか・ふ[ハ下二] 1 改めて打つ。打ちなおす。「綿を—・える」 2 取り替える。「避(よ)きぬなどの給はするは、おろかなる罪に—・へさせ給ふにや」〈源・竹河〉
うち‐こみ【打(ち)込み】
1 たたいて中へ入れること。「杭(くい)の—」 2 物事に熱中すること。また、人にほれこむこと。「仕事への—はすさまじい」 3 剣道などで、相手に打ってかかること。柔道では、相手と組んで一方が続...
うつたえ‐に
[副](多くあとに打消しや反語を伴って)いちずに。むやみに。「—鳥は喫(は)まねど縄延(は)へて守(も)らまく欲しき梅の花かも」〈万・一八五八〉 「—かうておはすらんと思ひよらんやは」〈浜松・一〉
うつ・る【映る】
[動ラ五(四)]《「移る」と同語源》 1 姿・形・影などが、反射や投影によって、他の物の上に現れる。「鏡に—・った顔」「障子に—・る人影」 2 映像がスクリーンやブラウン管などの上に現れる。「電...
うてな【台】
1 四方を眺めるために建てられた高い建物。高殿(たかどの)。 2 極楽に往生した者の座る蓮(はす)の花の形をした台。蓮台(れんだい)。 3 (「萼」とも書く)花の萼(がく)。 4 眺望をよくする...
うてん【于闐】
古代、中国の西域にあったオアシス都市国家。現在の中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区ホータン県。東西貿易路の要衝として前2世紀にはすでに繁栄。住民はアーリア系で、仏教文化が栄えた。古来、玉(ぎょ...
うばい‐さ・る【奪い去る】
[動ラ五(四)]他人のものを、無理に取り上げて行ってしまう。比喩的にも用いる。「金目のものはすべて—・られた」「冷風が体温を—・る」
うべな‐うべな【宜な宜な】
[連語]《副詞「うべ」に感動の終助詞「な」の付いた形を重ねた語》もっとももっとも。なるほどなるほど。「やすみしし我が大君は—我れを問はすな」〈仁徳紀・歌謡〉
うまおい‐むし【馬追虫】
キリギリス科の昆虫。体長は翅(はね)の先まで2.8〜3.6センチ。体は緑色で、背に黒褐色のすじがある。前脚と中脚のすねに長いとげがあり、他の昆虫を捕食。雄の鳴き声はスイーッチョと聞こえ、馬子が馬...
う‐もう【羽毛】
1 鳥のはね。また、鳥の柔らかな綿毛。 2 鳥のはねと獣の毛。「前代の御時に、—の類はすべて禁忌の物なりしかば」〈折たく柴の記・中〉