そう‐そつ【倉卒/草卒/怱卒】
[名・形動] 1 突然であること。また、そのさま。だしぬけ。「かく—に会戦して」〈逍遥訳・自由太刀余波鋭鋒〉 2 あわただしいこと。忙しくて落ち着かないこと。また、そのさま。「—の間(かん)」「...
そ‐こつ【粗忽/楚忽】
[名・形動] 1 軽はずみなこと。そそっかしいこと。また、そのさま。軽率。「—な男」「—な振る舞い」 2 不注意なために引き起こしたあやまち。そそう。「—をわびる」 3 唐突でぶしつけなこと。失...
すもう【相撲/角力】
《動詞「すま(争)う」の終止・連体形の名詞化か》 1 裸でまわしをつけ、素手の二人が、土俵内で相手を倒すか、または土俵外に出すことによって勝負を争う競技。古くは武術・農耕儀礼・神事として行われ、...
尻(しり)が軽(かる)・い
1 気軽に物事を始める。また、動作が活発・軽快である。 2 行いが軽々しい。軽はずみである。 3 女性が浮気である。
尻馬(しりうま)に乗(の)・る
分別もなく他人の言動に同調して、軽はずみなことをする。人のあとについて、調子に乗ってそのまねをする。「—・って騒ぐ」
け・る【蹴る】
[動ラ五(四)] 1 足で勢いよく突く。また、足にはずみをつけるようにして突いて飛ばす。「馬に—・られる」「ボールを—・る」 2 足で地面などを強く押す。「床を—・って高くジャンプする」「水を—...
けい‐ちょう【軽佻】
[名・形動]《「佻」も、かるいの意》落ち着きがなく、言動が軽はずみなこと。また、そのさま。軽薄。「成程江戸っ子の—な風を、よく、あらわしてる」〈漱石・坊っちゃん〉
そつ‐じ【卒爾/率爾】
[名・形動] 1 にわかなこと。また、そのさま。だしぬけ。突然。「驚ろかされた人のように、—な質問を掛けた」〈漱石・明暗〉 2 軽率なこと。また、そのさま。かるはずみ。「為朝—に死すべからず」〈...
おいそれ‐もの【おいそれ者】
深く考えずに物事をする人。軽はずみな人間。「お勢は根生(ねおい)の—なれば」〈二葉亭・浮雲〉
おお‐おそどり【大軽率鳥】
《「おそ」はかるはずみの意》非常にそそっかしい鳥。「烏(からす)とふ—のまさでにも」〈万・三五二一〉