ま‐びょうし【間拍子】
《「まひょうし」とも》 1 物事の行きがかり。その時のはずみ。「—の悪いときはしかたがない」 2 日本音楽で、周期的に反復される強弱の拍子。また、リズムをいう。
はね‐もの【跳ね者】
軽はずみな人。とっぴな言動をする人。おっちょこちょい。とびあがりもの。はねあがり。「そりゃ、はねがかかります。—、—。おれと同じ事だす」〈滑・浮世風呂・三〉
ゆくり‐か
[形動ナリ] 1 思いがけないさま。突然であるさま。「山里の御歩(あり)きも—におぼし立つなりけり」〈源・総角〉 2 軽はずみであるさま。不用意なさま。「—にあざれたる事の」〈源・夕霧〉
ゆくり‐な・し
[形ク]《「なし」は意味を強める接尾語》 1 予想もしない。不意である。思いがけない。「一年振の—・き邂逅(めぐりあい)に」〈魯庵・社会百面相〉 2 軽はずみである。不注意である。「あたら思ひや...
ゆき【雪】
地歌・箏曲(そうきょく)。流石庵羽積(りゅうせきあんはずみ)作詞、峰崎勾当(みねざきこうとう)作曲。天明・寛政(1781〜1801)ごろ成立。曲中の合(あい)の手は「雪の手」とよばれ、雪を象徴...
モメンタム【momentum】
1 勢い。はずみ。 2 惰性。惰力。 3 物理学用語で、運動量。
翻筋斗(もんどり)を打(う)・つ
とんぼ返りをする。宙返りをする。もんどりうつ。「はずみで—・ってひっくり返る」
はや‐ま・る【早まる/速まる】
[動ラ五(四)] 1 (早まる)時期・時刻が早くなる。「予定が—・る」「出発時間が—・る」 2 (速まる)速度がはやくなる。「回転が—・る」 3 (早まる)判断をあやまって、まだその事をする時期...
はね‐かえり【跳ね返り】
1 はねてもとの方へ戻ること。また、そのもの。 2 ある事をした結果、影響が他の事柄に及ぶこと。「増税の景気への—が心配だ」 3 軽はずみなこと。また、その人。はねっかえり。「—の弥次馬が面白半...
ちょろっか
[形動]かるはずみであるさま。軽率なさま。「俺も年をとって来た、いままでのような—なことはやっちゃあいられねえ」〈万太郎・春泥〉