おんな‐みこ【女御子】
皇女。内親王。ひめみこ。おんなみや。⇔男御子(おとこみこ)。「さるべき—やおはせざりけむ」〈源・賢木〉
かえり【返り/反り】
[名] 1 ひっくりかえること。 2 返り点。 3 手紙に対する返事。また、返歌。かえし。「御—も聞こえさせねば」〈和泉式部日記〉 [接尾]助数詞。数や数の不定を表す語に付いて、回数を表す。...
おもい‐や・る【思い遣る】
[動ラ五(四)] 1 他人の身の上や心情を推し量って、同情する。また、配慮する。「被災者の生活を—・る」 2 遠く隔たっている人や物事を思う。思いをはせる。「故郷の母を—・る」「老後を—・る」 ...
カプロラクタム【caprolactam】
環状アミドの一。無色の葉状結晶。融点はセ氏68〜70度。シクロヘキサンから合成により得られる。ナイロンの製造原料。分子式C6H11NO
か‐ぶん【過分】
[名・形動] 1 分に過ぎた扱いを受けること。また、そのさま。多く、謙遜しながら感謝を表す場合に用いる。「—な(の)頂き物をする」 2 態度や振る舞いが、分際をわきまえないこと。また、そのさま。...
かど‐ならび【門並び】
隣り合わせ。隣近所。かどならべ。「—に家二つを一つにつくり合はせたるが」〈平中・三六〉
ガニメデ【Ganymede】
木星の第3衛星で、すべての衛星のうち7番目に木星に近い軌道を回る。太陽系最大の衛星。1610年にガリレオ=ガリレイが発見。名の由来はギリシャ神話のガニュメデス。表面は黒っぽく見える比較的平滑な地...
かた‐おもむき【片趣】
[名・形動ナリ]心を一方にばかり寄せること。いちずなさま。「—なるをば、猪武者とてよきにはせず」〈平家・一一〉
かお‐ばせ【顔ばせ】
《古くは「かおはせ」「かおわせ」》顔つき。顔いろ。かんばせ。「すみれ売りの—霧の如く」〈鴎外・うたかたの記〉
かくれ‐づま【隠れ夫】
人に知られないようにもつ夫。みそかお。「をとめごがあはせ衣の—薄き契りに恨みわびつつ」〈夫木・三五〉