はぜ【粶/爆米/葩煎】
もち米を煎(い)ってはぜさせたもの。江戸時代、年賀の客に出したり蓬莱台(ほうらいだい)の下に敷いたりした。また、雛の節句の菓子ともした。《季 新年》
は‐ぜ【羽瀬】
簗(やな)の一種。竹の簀(す)などを陸のほうをあけて半円形に立て並べ、満潮のときに入って干潮のとき逃げられなくなった魚を捕る。
はぜ【沙魚/鯊/蝦虎魚】
スズキ目ハゼ亜目の魚の総称。淡水・河口から潮間帯・沿岸まで分布し、水底にすむ。多くは全長約20センチ。体は細長く、目が頭上部に並び、左右の腹びれが癒合して杯状をなすものが多い。ハゼ科の魚にはムツ...
はぜ【黄櫨/櫨】
ハゼノキの別名。《季 実=秋 花=夏》「—の実のしづかに枯れてをりにけり/草城」
はぜ‐うるし【黄櫨漆】
ハゼノキの別名。
はぜ‐ぐり【爆ぜ栗】
クリの変種。果皮が縦に裂けて内部が見えるもの。
は‐ぜせり【羽挵り】
鳥がくちばしで羽を整えること。羽づくろい。〈日葡〉
はぜ‐だま【爆ぜ弾】
爆裂弾。ばくだん。
はぜにさんざい‐こふん【土師ニサンザイ古墳】
⇒ニサンザイ古墳
はぜ‐の‐き【黄櫨/櫨】
ウルシ科の落葉高木。関東以西の暖地に自生。葉は4〜6対の小葉からなる羽状複葉で、秋に紅葉する。雌雄異株。5、6月ごろ、黄緑色の小花が円錐状に集まって咲く。果実は楕円形で白く、果皮から蝋(ろう)を...