やく‐と【役と】
[副] 1 一つのことに専念するさま。もっぱら。ひたすら。「酒を造り置きて、他のことにも使はずして、—蜂にのませてなむこれを祭りける」〈今昔・二九・三六〉 2 はなはだ。やけに。たいそう。「—足...
もんき‐あげは【紋黄揚羽】
アゲハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張11〜14センチ。翅は黒く、後ろ翅に黄白色の紋がある。暖地に多く、幼虫はキハダ・カラスザンショウなどの葉を食べる。
や【弥】
[副]《「八(や)」と同語源》程度がよりはなはだしいさま。ますます。いよいよ。「下堅く—堅く取らせ秀罇(ほだり)取らす子」〈記・下・歌謡〉
もの‐すご・い【物凄い】
[形][文]ものすご・し[ク] 1 ひじょうに気味が悪い。なんとも恐ろしい。「怒った顔が—・い」「断崖絶壁の続く—・い所」 2 並の程度をはるかに超えている。はなはだしい。「人出が—・い」「—・...
やくたい‐し【薬袋紙】
主に、薬を入れる包み紙の材料とされた紙。ガンピ、または、ガンピとコウゾを混ぜたもので漉かれ、キハダで染められる。
もの‐ふ・る【物古る/物旧る】
[動ラ上二] 1 どことなく古くなる。古びる。「いたう—・りぬ檜皮葺(ひはだぶき)の屋に」〈枕・八九〉 2 年寄りじみる。「寄りて声づくれば、いと—・りたる声にて」〈源・蓬生〉
もって‐の‐ほか【以ての外】
[名・形動] 1 とんでもないこと。けしからぬこと。また、そのさま。「—な(の)振る舞い」 2 予想を越えて程度がはなはだしいこと。また、そのさま。「事の由を人の風説(うわさ)に伝え聞て、—なる...
めっ
[感]《「目(め)」から》子どもをしかるときにいう語。「—、ストーブにさわってはだめよ」
めっちゃ【滅茶】
[副]《「めちゃ」が変化した語。「滅茶」は当て字》程度がはなはだしいさま。非常に。たいへん。「—おもしろい」
めった‐むしょう【滅多無性】
[形動][文][ナリ]「めったやたら」に同じ。「跣足(はだし)のままで、—に進んだ」〈宙外・独行〉