はん‐ぜん【判然】
[名](スル)はっきりとわかること。「遠目には男だか女だか—しない」 [ト・タル][文][形動タリ]はっきりとわかるさま。「—たる証拠」「事件の概容が—としない」
焦点(しょうてん)を結(むす)・ぶ
1 レンズなどを通った光線が一点に集中する。また、その結果、光学器械で物体の像がはっきりする。ピントが合う。 2 思考や目標などをはっきりと定める。「外交問題に—・ぶ」
もう‐ろう【朦朧】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 ぼんやりとかすんで、はっきり見えないさま。「霧の中に—と人影が浮かぶ」 2 物事の内容・意味などがはっきりしないさま。「言うことが—としている」 3 意識が確...
めい‐しょう【明証】
[名](スル) 1 はっきり証明すること。また、はっきりした証拠。「事実を—する」 2 哲学で、いかなる人もその真理性を絶対に疑いえないような認識のもつ直接的確実性。直証。
めい‐せき【明晰/明晳】
[名・形動] 1 明らかではっきりしていること。また、そのさま。「—な文章」 2 論理学で、概念の外延が明確で他とはっきり区別できること。明白。→判明
めい【明】
[音]メイ(漢) ミョウ(ミャウ)(呉) ミン(唐) [訓]あかり あかるい あかるむ あからむ あきらか あける あく あくる あかす [学習漢字]2年 〈メイ〉 1 光があってあかるい。は...
ぼんやり
[名]気持ちが集中せず間が抜けていること。また、その人。 [副](スル) 1 物の形や色などがはっきりせず、ぼやけて見えるさま。「島影が—(と)見える」 2 事柄の内容などがはっきりしないさ...
まざ‐まざ
[副] 1 まるで目の前にあるかのようにはっきりとしているさま。ありあり。「あのときの事が—とまぶたに浮かぶ」 2 ある事を確かな事実として、身にしみて感じるさま。はっきり。つくづく。「自分の力...
しる・し【著し】
[形ク] 1 はっきりしている。際立っている。しろし。「大伴の遠つ神祖(かむおや)の奥つ城(き)は—・く標(しめ)立て人の知るべく」〈万・四〇九六〉 2 (多く「…もしるく」の形で)聞いたこと思...
さ・える【冴える/冱える】
[動ア下一][文]さ・ゆ[ヤ下二] 1 寒さが厳しくなる。しんしんと冷え込む。「—・えた冬の夜」《季 冬》「—・ゆる夜の瓦(かはら)音ある礫(こいし)かな/碧梧桐」 2 くっきりと澄む。はっきり...