はつ‐がつお【初鰹】
初夏のころとれる走りのカツオ。江戸時代には黒潮に乗ってきたものが鎌倉・小田原あたりでとれ、珍重された。《季 夏》「目には青葉山ほととぎす—/素堂」
はつ‐がま【初釜】
茶道で、新年に初めて炉に釜をかけ、茶事を行うこと。また、その釜。初茶の湯。《季 新年》「—のはやくも立つる音なりけり/敦」
はつが‐まい【発芽米】
玄米を0.5〜1ミリ程度発芽させたもの。栄養価が高い。
はつ‐がみなり【初雷】
立春後、初めて鳴るかみなり。はつらい。
はつが‐やさい【発芽野菜】
⇒スプラウト
はつ‐がらす【初烏】
元旦に鳴くカラス。《季 新年》「ばらばらに飛んで向うへ—/素十」 [補説]書名別項。→初鴉
はつがらす【初鴉】
高野素十の第1句集。昭和22年(1947)刊。
はつ‐がん【発癌】
癌が発生すること、また、発生させること。「—性」
はつがん‐せい【発癌性】
癌を発生させる性質をもつこと。「—物質」
はつがんせい‐ぶっしつ【発癌性物質】
⇒発癌物質