あい‐な・し
[形ク] 1 感心できない。気にくわない。「親の、今は—・きよし、いひにやらむと」〈更級〉 2 おもしろみがない。つまらない。あじけない。「梨の花…葉の色よりはじめて、—・く見ゆるを」〈枕・三七...
あきた・し【飽きたし】
[形ク]《「あ(飽)きいたし」の音変化。「いたし」は、はなはだしい意》ひどく嫌な気がする。やめにしたい気持ちだ。「事の乱れ出で来ぬるのち、我も人も憎げに—・しや」〈源・夕霧〉
あく‐どう【悪童】
いたずらがはなはだしく、手に負えない子供。
あさまし・い【浅ましい】
[形][文]あさま・し[シク]《動詞「あさ(浅)む」の形容詞化》 1 品性が卑しい。さもしい。下劣だ。「—・い了見」「—・い根性」 2 見苦しく情けない。嘆かわしい。「—・い世の中」 3 身分や...
あた
[副]《「あだ」とも》不快・嫌悪の気持ちを表す語に付いて、その程度がはなはだしいという意を表す。あった。「—めんだうなとつきたふせば」〈浄・傾城三度笠〉 [補説]「あたがましい」のように、連濁を...
あつ・い【熱い】
[形][文]あつ・し[ク] 1 温度が著しく高く感じられる。「—・いお茶」「からだ中が—・くなる」⇔冷たい。 2 感情が高まった状態である。 ㋐恋する相手に夢中になるさま。また、深く愛し合うさま...
あま‐た【数多】
[副] 1 数量の多いさま。たくさん。多く。名詞的にも用いる。「—の判例を集積する」「引く手—」 2 程度のはなはだしいさま。非常に。はなはだしく。「たぶてにも投げ越しつべき天の川隔てればかも—...
あまり【余り】
[名] 1 使ったり処理したりしたあとになお残ったもの。残り。余剰。「—の布切れ」「シチューの—を冷凍する」 2 割り算で割り切れずに残った数。 3 (感情などを表す連体修飾語を上に付けて副詞...
あま・る【余る】
[動ラ五(四)] 1 多すぎて残りが出る。使いきれずに残る。「—・った小遣いは貯金する」「人手が—・る」 2 (多く「…にあまる」の形で) ㋐数量などがある基準を超える。「身の丈六尺に—・る大男...
あめ‐やま【天山】
《天や山のように高く大きい意から》 1 多大なこと。「平家の御恩を—と被(かうむ)ったれば」〈平家・四〉 2 (副詞的に用いて)この上もなく。大いに。はなはだ。「—かたじけなくは候へども」〈仮・...