はな‐ばさみ【花鋏】
花や小枝などを切るのに用いる鋏。
はな‐ばしら【鼻柱】
1 鼻の左右の穴を隔てている部分。鼻中隔。 2 鼻を隆起させている軟骨。また、鼻の隆起。鼻梁(びりょう)。鼻筋。 3 「はなっぱしら」に同じ。「—を折る」
はな‐ばたけ【花畑/花畠】
草花を栽培している畑。また、草花のたくさん咲いている場所。《季 秋》→御花畑
はなばたけ‐きょうじょう【花畠教場】
江戸時代の岡山藩の藩校。寛永18年(1641)藩主池田光政が熊沢蕃山を招いて、岡山城下花畠に開設。
はな‐ばち【花蜂】
花から花へ飛び回って花粉や蜜を集め、幼虫の餌にするハチ。ミツバチ・ハキリバチ・マルハナバチ・クマバチなど。体は一般に毛で覆われて花粉が付きやすく、花粉媒介に適する。
はな‐ばちす【花蓮】
花の咲いている蓮(はす)。蓮の花。「日下江(くさかえ)の入江のはちす—」〈記・下・歌謡〉
はな‐ばな【花花/華華】
[副]美しくはなやかであるさま。はでやかに。「眉いと黒く、—とあざやかに、涼しげに見えたり」〈堤・虫めづる姫君〉
はなばな‐し・い【花花しい/華華しい】
[形][文]はなばな・し[シク]はでで人目をひくさま。はなやかで、みごとである。「—・くデビューする」「—・い一生」 [派生]はなばなしげ[形動]はなばなしさ[名]
はなばなしきいちぞく【華々しき一族】
森本薫の戯曲。昭和10年(1935)発表。映画監督の夫とその弟子、舞踏家の後妻を中心とする家庭劇。作者没後の昭和25年(1950)、文学座が初演。
はな‐ばん【端番】
1 最初の当番。 2 歌舞伎劇場の出方で、木戸の前に出て客を場内に案内した者。