はま‐びし【浜菱】
ハマビシ科の一年草。関東以西の海岸に自生。茎は地上をはい、長さ約1メートル。葉は羽状複葉。夏、葉の付け根に黄色い5弁花が1個ずつ咲く。実は堅く、とげがある。種子は薬用。ハマビシ科の双子葉植物は亜...
はま‐びと【浜人】
浜辺に住む人。漁師。
はま‐びらき【浜開き】
「海開(うみびら)き」に同じ。
はま‐べ【浜辺】
浜の水際。また、浜。海辺。
はま‐べんけいそう【浜弁慶草】
ムラサキ科の多年草。本州北部から北の海岸の砂地に自生。よく分枝して地に広がり、葉は楕円形で厚い。夏、青紫色の釣鐘形の花を多数つける。葉を食べると牡蠣(かき)の味がすることから、野菜としても栽培さ...
はま‐ぼう【黄槿】
アオイ科の落葉低木。関東以西の海岸に自生し、高さ約2メートル。葉は円形で、裏面に白い毛が密生。夏、黄色の漏斗状の5弁花を開く。
はま‐ぼうふう【浜防風】
セリ科の多年草。海岸の砂浜に自生し、高さ5〜10センチ。葉は羽状複葉で厚く、放射状に広がる。夏、白い小花が密生して咲く。香気のある若葉を刺身のつまにし、長い根を漢方で解熱・鎮痛などに使用。八百屋...
はま‐ぼっす【浜払子】
サクラソウ科の越年草。海岸に生え、高さ10〜40センチ。茎の基部から枝分かれし、多肉質でへら状の葉を密に互生する。5、6月ごろ、茎の頂に、花びらが五つに裂けている白い花を多数開き、丸い実を結ぶ。
はま‐まつ【浜松】
浜辺の松。「昨日こそ君はありしか思はぬに—の上に雲にたなびく」〈万・四四四〉
はままつ【浜松】
静岡県西部の市。徳川家康の居城となり、井上氏らの城下町、東海道の宿場町として発展。織物・楽器・自動車工業が盛ん。平成17年(2005)7月、周辺11市町村を編入。平成19年(2007)4月、指定...