はり‐ゆき【梁行】
1 建物の梁の長さ。梁間(はりま)。 2 日本建築で、梁と同じ方向。→桁行(けたゆき)
はり‐ゆみ【張り弓】
1 弦を張った弓。また、その形のもの。「天に—と言ひたり」〈枕・一四三〉 2 弓のように竹を張って獣を捕るわな。「鳴子、—とり出だし」〈浮・一代男・四〉
は‐りょく【波力】
波の圧力。
はりょく‐はつでん【波力発電】
波の力を利用した発電。波による海面の上下動を空気タービンやジャイロなどで回転運動に変換し、電気をつくる方式などが研究されている。航路標識用の波力発電ブイなどが実用化されている。
はり‐よ【針魚】
トゲウオ科の淡水魚。全長約5センチ。イトヨに似て、体側の鱗板帯(りんばんたい)が体の前部のみにある。湧水(ゆうすい)池や細流にすみ、雄が水底に巣を作る。岐阜・三重・滋賀各県に分布。
はり‐わた・す【張(り)渡す】
[動サ五(四)]一方から他方に渡して張る。「対岸にワイヤを—・す」
針(はり)を蔵(くら)に積(つ)みても溜(た)まらぬ
いくら努力して小銭をためても、一方で使ってしまえばまとまった蓄えにはならないことのたとえ。「その上に世間の義理をも勤めては、—といふは」〈浮・万金丹・四〉
針(はり)を以(もっ)て地(ち)を刺(さ)す
《「説苑」弁物から》「小さな針で大きな地面を刺す」意から、貧しい見識で大きな物事に勝手な判断を下す。また、とてもできそうもないことを企てることのたとえ。
は‐りん【破倫】
人として守るべき道に背くこと。人倫にはずれること。「—不貞の曲者の消え失せたを」〈魯庵・社会百面相〉
ハリンギー【Haringey】
⇒ハーリンゲイ