はり‐こ・む【張(り)込む】
[動マ五(四)] 1 (「貼り込む」とも書く)台紙などにはりつける。「アルバムに写真を—・む」 2 ある場所に待機して見張る。特に、警官が犯人の立ち回り先などにいて見張る。「駅に刑事が—・む」 ...
はり‐ころ・す【張(り)殺す】
[動サ五(四)]殴り殺す。「じたばたすれば—・すぞ」〈露伴・五重塔〉
はり‐ごし【張り輿】
屋形と左右の両側を畳表で張り、押縁(おしぶち)を打った略式の輿(こし)。
はり‐ごち【針鯒】
カサゴ目ハリゴチ科の海水魚。全長約15センチ。体は細長く、縦扁する。うろこはないが、体側にとげのある骨板が並び、黄褐色。中部地方以南に分布。はりお。
はり‐さ・ける【張(り)裂ける】
[動カ下一][文]はりさ・く[カ下二] 1 中がいっぱいになって裂ける。ふくらみ過ぎて破れる。「のども—・けんばかりの大声」 2 悲しみや怒りで胸がいっぱいになり、たえられなくなる。「友の死に心...
はり‐さし【針刺(し)】
裁縫用の針を使いやすいように刺しておく道具。さびないように、綿・毛髪などを布で包んで作る。針山。針立て。針坊主。
はり‐さし【張(り)差し】
相撲の立ち合いに、相手の顔を張ってひるませ、有利に組むこと。
針(はり)刺(さ)すばかり
ごくわずかなことのたとえ。「その子孫、世に—の所を知らず」〈宇治拾遺・一五〉
はり‐し【鍼師】
鍼治療を行うことを業とする人。現在は免許制で、「あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律」に定める国家試験に合格し、厚生労働省の資格者名簿に登録された人。→按摩マッサージ指圧師
はり‐しごと【針仕事】
裁縫。縫い物。