はんざい‐しょうねん【犯罪少年】
罪を犯して警察に検挙された14歳以上20歳未満の少年。刑法犯で検挙された者を刑法犯少年、特別法犯で検挙された者を特別法犯少年という。→非行少年
はんざい‐しんりがく【犯罪心理学】
犯罪および犯罪者について研究する心理学の一分野。犯行の心理、犯罪者の性格、証言の心理などを研究する裁判心理学や、犯罪者の矯正・更生・犯罪予防を目的とする矯正心理学を含む。
はんざい‐じじつ【犯罪事実】
現行法に規定された犯罪に該当する客観的な事実。起訴状の公訴事実欄に記載される。
はんざいにんひきわたし‐じょうやく【犯罪人引(き)渡(し)条約】
国外へ逃亡した犯罪人の引き渡しについて定めた条約。二国間で締結される場合が多い。→代理処罰 [補説]日本は米国および韓国とそれぞれ締結しており、死刑・無期もしくは1年以上の拘禁刑にあたる犯罪につ...
はんざい‐の‐おび【斑犀の帯】
まだらの斑紋のある犀の角を飾りに用いた石帯(せきたい)。四位・五位の者が束帯のときに、また公卿が諒闇(りょうあん)の際に用いた。
はんざいのば【犯罪の場】
飛鳥高の推理小説。昭和21年(1946)「宝石」誌の懸賞で入選となった、著者のデビュー作。昭和22年(1947)に同誌に掲載。
はんざい‐はくしょ【犯罪白書】
犯罪の動向や犯罪者の処遇などについて、統計資料に基づいて説明する白書。法務省の法務総合研究所が、刑事政策に関する基礎資料として、昭和35年(1960)以来、毎年作成・発刊している。
はんざい‐ひがいしゃ【犯罪被害者】
犯罪によって害を被った者。→犯罪被害者等基本法
はんざいひがいしゃ‐きゅうふせいど【犯罪被害者給付制度】
犯罪被害者等給付金支給法に基づき、人の生命や身体を害する故意の犯罪行為により死亡した被害者の遺族または重大な負傷・疾病を被った被害者本人に対して、国が給付金を支給する制度。遺族給付金・重傷病給付...
はんざいひがいしゃとう‐きほんほう【犯罪被害者等基本法】
犯罪被害者とその家族・遺族に対する精神的・物質的な支援を、国・地方自治体・国民の責務と定めた法律。平成16年(2004)12月成立。