うかれ‐もの【浮(か)れ者】
家にじっとしていないで、遊び歩いてばかりいる者。道楽者。
いたいけ‐ら・し【幼気らし】
[形シク]子供などの幼くてかわいらしいさま。「孫を持ったも名ばかりで、—・しい顔も見ず」〈浄・賀古教信〉
いし‐づき【石突き】
1 太刀の鞘尻(さやじり)を包んでいる金具。 2 矛・薙刀(なぎなた)・槍(やり)などの柄の、地に突き立てる部分を包んでいる金具。 3 杖・傘・ピッケルなどの、地面を突く部分。また、そこにはめた...
うち・す【打ち為】
[動サ変] 1 ちょっとする。無雑作にする。「帯ばかり—・したる若き法師ばら」〈枕・一二〇〉 2 雨などがさっと降る。「時雨—・して、ものあはれなる暮れつ方」〈源・葵〉
あつ‐ご・ゆ【厚肥ゆ】
[動ヤ下二]厚くふくらむ。厚ぼったくなる。「みちのくに紙の—・えたるに、匂ひばかりは深うしめ給へり」〈源・末摘花〉
あつ‐らか【厚らか】
[形動ナリ]厚くふっくらしたさま。「練り色の衣の、綿—なる三つばかりを着て」〈今昔・二九・三六〉
あたら‐もの【可惜物】
惜しむべきもの。惜しいこと。あったらもの。「—を。我がために塵ばかりのわざすな」〈宇津保・藤原の君〉
あと‐べ【後方/脚辺】
《古くは「あとへ」》 1 (後方)後ろの方。「鉄柵よりは数尺ばかりも、—に立ち」〈竜渓・経国美談〉 2 寝るときの足の方。「頭辺(まくら)に匍匐(はらば)ひ、—に匍匐ひ」〈神代紀・上〉
あすか【ASCA】
《Advanced Satellite for Cosmology and Astrophysics》平成5年(1993)2月に打ち上げられたX線天文衛星ASTRO-D(アストロディー)の愛称。...
後足(あとあし)で砂(すな)をか・ける
恩義のある人を裏切るばかりか、去りぎわにさらに迷惑をかけることのたとえ。