後方／脚辺（あとべ）とは？意味・読み方・使い方

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あと‐べ【後^▽方／^▽脚辺】
の解説

《古くは「あとへ」》

１（後方）後ろの方。
1. 「鉄柵よりは数尺ばかりも、—に立ち」〈竜渓・経国美談〉

２寝るときの足の方。
1. 「頭辺 (まくら) に匍匐 (はらば) ひ、—に匍匐ひ」〈神代紀・上〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

後方の例文(30)

出典：青空文庫

･･･ねりを打って、船渠の後方に沈みかけた夕陽が、殆ど水平に横顔に照り･･･有島武郎「かんかん虫」
･･･丈夫でございますよ。後方が長浜、あれが弁天島。――自動車は後眺望･･･泉鏡花「半島一奇抄」
･･･て、自分と摺れ違って後方へ通り抜けねばならないのに、と怪みながら･･･泉鏡花「星あかり」

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