あお‐どうしん【青道心】
1 出家したばかりで仏道にうとい者。今道心。新発意(しんぼち)。「炮烙頭巾(ほうろくづきん)の—、墨の衣の玉襷(たまだすき)」〈浄・天の網島〉 2 よく考えもせずに起こした信仰心。なま道心。「そ...
あお‐ふくべ【青瓢】
「青瓢箪(あおびょうたん)1」に同じ。《季 秋》「—地をするばかり大いさよ/久女」
青白(あおじろ)きインテリ
理屈ばかり多くて、実行力に乏しい知識人をあざけっていう言葉。昭和10年(1935)ごろ流行。
あか‐もがさ【赤疱瘡】
麻疹(はしか)の古名。「四、五月ばかりより—といふ事出で来て」〈栄花・布引の滝〉
あお‐ぎた【青北】
西日本で8月から9月ごろにかけて、晴天の日に吹く北寄りの涼しい風。あおげたならい。《季 秋》「—や目のさまよへば巌ばかり/稚魚」
あお‐へど【青反吐】
吐いたばかりの生々しいへど。「—をつきてのたまふ」〈竹取〉
あがり‐もの【上がり物】
1 神仏への供え物。 2 飲食物を丁寧にいう語。召し上がり物。 3 田畑などから収穫した物。 4 家賃・地代などの収入。「貸長屋の百軒も持ちて、—ばかりに」〈一葉・大つごもり〉 5 官公庁に没収...
あさ‐がれい【朝餉】
1 天皇の日常の食事。儀式的な大床子(だいしょうじ)の御膳(おもの)に対していう。朝夕2回あった。朝餉の御膳(おもの)。「—の気色ばかり触れさせ給ひて」〈源・桐壺〉 2 「朝餉の間(ま)」の略。
明(あ)けても暮(く)れても
飽きもせず、同じことを毎日続けるさま。年がら年じゅう。よいこととして評価される事柄にはあまり使わない。「航海中—目にするものは海ばかり」
あさ‐がけ【朝駆け/朝駈け】
[名](スル) 1 朝早く馬を走らせること。 2 朝早く不意に敵陣を襲うこと。⇔夜討ち。 3 新聞記者などが、朝早く予告なしに取材先に出向くこと。「夜討ち—の取材」 4 物事の容易なことのたとえ...