み‐じん【微塵】
1 非常にこまかいちり。 2 物が割れたりして、非常にこまかくなること。「茶碗が—に砕ける」「粉—」「木っ端—」 3 (下に打消しの語を伴う)量や程度がごくわずかであること。「—の敵意もない」「...
まち‐い・ず【待ち出づ】
[動ダ下二]出て来るのを待つ。待ち受けて会う。「今来むと言ひしばかりに長月のありあけの月を—・でつるかな」〈古今・恋四〉
まけ‐わざ【負け態】
勝負事で、負けたほうが勝ったほうに賭け物を出したり、供応したりすること。「二日ばかりありて、中将—し給へり」〈源・賢木〉
ほぞち【臍落】
《「ほぞおち」の音変化か。古くは「ほそち」「ほそぢ」とも》 1 「ほぞおち1」に同じ。「さもあらばあれ大和心し賢くは—につけてあらすばかりぞ」〈後拾遺・雑六〉 2 (ふつう「熟瓜」と書く)よく熟...
ほとけ‐くさ・い【仏臭い】
[形][文]ほとけくさ・し[ク]仏教的な感じである。坊主くさい。抹香くさい。「—・い名前」「—・いことばかり言う」
ぼろやのしゅんじゅう【ボロ家の春秋】
梅崎春生の小説。昭和29年(1954)発表。同年、第32回直木賞受賞。昭和33年(1958)、「渡る世間は鬼ばかり ボロ家の春秋」の題名で映画化。
ほとおり【熱り】
1 熱気を発すること。また、その熱気。「—を避りて居たるときに」〈神代紀・下〉 2 「ほとぼり1」に同じ。「早玉の緒も切れ果てて…、—ばかりにて」〈浄・堀川夜討〉 3 「ほとぼり2」に同じ。「泰...
ほん‐の【本の】
[連体]次にくる言葉が取るに足りないものであることを表す語。まったくわずかの。「—一つ」「—名ばかり」「—少ししかない」
ホット‐ニュース【hot news】
最も新しいニュース。現場から送られたばかりの生々しい報道。
ほん‐そう【奔走】
[名](スル) 1 忙しく走り回ること。物事が順調に運ぶようにあちこちかけまわって努力すること。「募金集めに—する」 2 もてなすこと。饗応。馳走。「今宵限りの御—とりどり騒ぐばかりなり」〈浄・...