ようらく‐らん【瓔珞蘭】
ラン科の常緑多年草。暖地の樹上や岩上などに着生し、垂れ下がる。葉は先がとがり、2列に密に互生。5月ごろ、2〜8センチの花茎を伸ばし、黄色っぽい小花を多数つける。もみじらん。ひおうぎらん。
よく【善く/良く/好く/能く/克く】
[副]《形容詞「よい」の連用形から》 1 念を入れてするさま。十分に。「歯を—磨く」「—勉強しなさい」 2 程度がはなはだしいさま。非常に。たいそう。「あの親子は—似ている」 3 その状態・条件...
よこ‐およぎ【横泳ぎ】
からだを横向きにして顔を上に向け、あおり足をすると同時に、下方の手を前方に伸ばして水を押さえながら上方の手で水をかく泳ぎ方。伸(の)し泳ぎ。伸し。
よこ‐しとみ【横蔀】
⇒廊下橋(ろうかばし)2
よし‐ごい【葦五位/葭五位】
サギ科の鳥。全長約37センチ。全体に黄褐色。南アジアに分布。日本には夏鳥として渡来し、水辺の葦原で繁殖。敵が近づくと、くちばしを天に向けてじっと立ち、周りのアシと見分けにくくなる。煩悩鷺(ぼんの...
よしわら‐すずめ【吉原雀】
吉原の遊郭にしばしば出入りして、その内情に通じている人。
歌舞伎舞踊。長唄。本名題「教草(おしえぐさ)吉原雀」。初世桜田治助作詞、富士田吉治・杵屋作十郎作曲。明和5年(1768)江戸市村座初...
よせ‐ばしら【寄せ柱】
馬などを寄せてつなぐ柱。とつなぎ。よせばし。〈和名抄〉
よ‐たか【夜鷹/蚊母鳥/怪鴟】
1 ヨタカ目ヨタカ科の鳥。全長約29センチ。全体に茶褐色の細かい模様があり、くちばしは小さいが、口は開くと大きく、周りに長い剛毛をもつ。夜、飛びながら昆虫を捕食し、キョキョキョと早口で鳴き、枝に...
よもぎ‐の‐まど【蓬の窓】
ヨモギの茂っている荒れ果てた家の窓。「音はして岩にたばしる霰こそ—の友になりけれ」〈夫木・三一〉
より・いる【寄り居る】
[動ア上一][文]より・ゐる[ワ上一] 1 物によりかかって座る。「頰杖(つらづゑ)つきてしばし—・ゐ給へり」〈落窪・一〉 2 近く寄り添って座る。「親しき者、老いたる母など枕上に—・ゐて」〈徒...