いし‐びや【石火矢/石火箭】
1 石または鉄・鉛などを飛ばして城攻めに用いた兵器。 2 近世初期に西洋から伝来した大砲のこと。「江戸屋勝二郎というては—でも崩れまい」〈浄・淀鯉〉
いすか【交喙/鶍】
アトリ科の鳥。全長18センチくらい。全体に雄は暗紅色、雌は黄緑色。くちばしは曲がって上下が食い違い、松やモミの実を食べる。ユーラシアと北アメリカに分布。日本には冬に渡来するが、繁殖することもある...
いい‐かか・る【言ひ掛かる】
[動ラ四] 1 話しかける。言い寄る。「いとねむごろに—・るを、いとむくつけく思ひて」〈源・玉鬘〉 2 《「いいがかる」とも》言い出したためにあとに引けなくなる。「それがしも—・った事ぢゃによっ...
い‐い【怡怡】
[ト・タル][文][形動タリ]喜ばしいさま。喜び楽しむさま。「男女—として生を楽(たのし)みしという」〈露伴・運命〉
アメーバ【amoeba】
肉質類の原生動物の総称。単細胞で、大きさは0.02〜0.5ミリ。増殖は分裂による。たえず形を変えて、仮足とよばれる原形質の突起を伸ばして運動・捕食する。淡水・海水・土壌中に広くすみ、また寄生性で...
あり‐すい【蟻吸】
キツツキ科の鳥。全長、約18センチ。全体に灰褐色。くちばしは弱く、地上などでアリを食べる。北海道および本州北部で繁殖する。
あら◦まほし
[連語]《動詞「あり」の未然形+希望の助動詞「まほし」》 1 居たい。ありたい。「かかるついでにしばし—◦まほしくおぼしたり」〈源・若菜上〉 2 あってほしい。居てほしい。「少しのことにも先達(...
アモン【Amon】
古代エジプトで最も広く崇拝された神。テーベの守護神でもあり、しばしば太陽神ラーと結合してアモンラーとよばれる。アメン。アンモン。 [補説]古代エジプトでは、2本の大きな羽飾り頂く人物、あるいは牡...
アルヘイ‐とう【有平糖】
《アルヘイは(ポルトガル)alfeloa(砂糖菓子の意)から》砂糖に水飴(みずあめ)を加えて煮詰め、冷やして引き伸ばしたり彩色したりした菓子。棒状のもののほか、花・果物の形に細工して飾り菓子にす...
アメーバ‐せきり【アメーバ赤痢】
赤痢アメーバの経口感染によって大腸に潰瘍(かいよう)ができ、粘血便の下痢や腹痛などが起こる病気。しばしば慢性化し、再発を繰り返す傾向がある。