ばっ‐か【幕下】
⇒ばくか(幕下)
ばっ‐かく【麦角】
麦角菌が麦類の穂に寄生してつくる菌核。長さ約1〜3センチの角(つの)状で表面は紫黒色。アルカロイドを含み有毒。陣痛促進・子宮止血剤に使用。
ばっかく‐アルカロイド【麦角アルカロイド】
麦角に含まれるアルカロイドの総称。これらの抽出物から陣痛誘発剤やLSDが作られる。
ばっかく‐きん【麦角菌】
子嚢菌(しのうきん)の一種。オオムギ・コムギ・ライムギやアシ・笹などの子房に寄生して菌核をつくる。のち地上に落ちて越冬し、麦の開花期に子実体ができ、胞子を放出する。
バッカス【Bacchus】
ギリシャ神話の酒神ディオニュソスの英語名。バッコス。
バッカス【(イタリア)Bacco】
カラバッジョの絵画。カンバスに油彩。縦95センチ、横85センチ。酒神バッカスがワイングラスを手にし、物憂げな眼差しを向ける姿を描く。フィレンツェ、ウフィツィ美術館所蔵。
バッカス‐きほう【バッカス記法】
《Backus normal form》⇒ビーエヌ(BN)記法
バッカスナウア‐きほう【バッカスナウア記法】
《Backus-Naur Form》⇒ビーエヌ(BN)記法
バッカスのしょうり【バッカスの勝利】
《原題、(スペイン)El triunfo de Baco》ベラスケスの絵画。カンバスに油彩。酒神バッカスを酒に酔った粗野な男たちとともに描いた神話画。マドリード、プラド美術館所蔵。酔っ払いたち。
バッカナール【Bacchanales】
サン=サーンスのオペラ「サムソンとデリラ」の第3幕第2場で演奏されるバレエ音楽。題名は「酒神の宴」を意味し、サムソンを捕えたペリシテ人たちの喜びの宴の場面を描いている。