ひだり‐なわ【左縄】
1 左縒(よ)りにした縄。ふつうは右縒りだが、祭事に用いるものに多くみられる。 2 物事が思うようにならないこと。左前(ひだりまえ)。「かう—になるからは父(と)様のことも埒(らち)明かぬ」〈浄...
ひだり【左】
1 東に向いたとき北にあたる方。大部分の人が、食事のとき茶碗を持つ側。左方。「四つ角を—に曲がる」⇔右。 2 左方の手。ひだりて。「—が入って四つに組む」⇔右。 3 右手より左手の利くこと。左利...
ひだり‐むき【左向き】
1 左の方へ向くこと。左の方に向いていること。 2 「左前(ひだりまえ)2」に同じ。
ひだり‐みぎ【左右】
1 左と右。左方と右方。さゆう。 2 左と右を取り違えること。みぎひだり。「サンダルを—に履く」 3 あれこれとすること。あれやこれや。とやかく。多く「に」を伴って副詞的に用いる。「—に苦しう思...
ひだり‐うちわ【左団扇】
利き手でない左手でゆうゆうとうちわを使うこと。転じて、安楽に暮らすこと。ひだりおうぎ。「—で暮らす」「—の生活」
ひだ‐びと【飛騨人】
《「ひだひと」とも》飛騨国の人。特に、飛騨出身の大工。「かにかくに物は思はじ—の打つ墨縄のただ一道(ひとみち)に」〈万・二六四八〉
ひ‐しゅう【飛州】
飛騨(ひだ)国の異称。
びぜん‐やき【備前焼】
備前から産する陶器。多く無釉(むゆう)で、火襷(ひだすき)などを特色とする。古代の須恵器が起源とされ、桃山時代から江戸中期に隆盛。桃山以前のものを古備前、江戸以降のものを伊部(いんべ)焼ともいう。
ひだか‐がわ【日高川】
和歌山県中部を流れる川。奈良との県境にある護摩壇(ごまだん)山に源を発して南流したあとほぼ西流し、御坊市で紀伊水道に注ぐ。長さ115キロ。 和歌山県中部の町。の中流域を占める。 浄瑠...
ひだ【襞】
1 衣服や布地などにつけた細長い折り目。 2 衣服のひだのように見えるもの。精神的なものについてもいう。「山の—」「心の—に触れる」 3 キノコの傘の裏側にあるしわ。菌褶(きんしゅう)。