ひ‐でり【日照り/旱】
1 日が照りつけること。特に、真夏に晴天が続き雨が降らないこと。《季 夏》「天広く湖(うみ)青々と—かな/東洋城」 2 あるべきもの、あって欲しいものなどが不足すること。「女—」
ひでり‐あめ【日照り雨】
日が照っているのに雨が降ること。また、その雨。天気雨。そばえ。狐(きつね)の嫁入り。
ひでり‐ぐも【日照り雲】
夏、日没のころ、夕焼けのように紅色に染まった巴(ともえ)形の雲。晴天の続くしるしといわれる。また、日照りが続いた空に浮かんだ雲。《季 夏》
ひでり‐こ【日照子】
カヤツリグサ科の一年草。田の畦など日当たりのよい湿地に生え、高さ25〜40センチ。葉は線形で2列に並ぶ。夏から秋、褐色の小さく丸い穂を多数つける。
ひでり‐なます【旱膾】
川魚を焼いたものに、サトイモの茎や大根をささがきにして加え、酢・塩で味加減してあえたもの。ささがきなます。