ひと‐つつみ【一包み】
1 ひとつの包み。 2 江戸時代、金百両のこと。
ひと‐つづき【一続き】
切れめなしに続いていること。ひとつながり。「—の出来事」「—の読み物」
ひとつ‐ところ【一つ所】
一つの所。同じ場所。ひとところ。「—にとどまらない生活」
ひとつ‐として【一つとして】
[連語](あとに打消しの語を伴って)ある物事が一つもないさま。全然。「—疑わしいところはない」
一(ひと)つな・る
酒が飲める。一杯いける。「聟殿には—・ると見えました」〈虎寛狂・庖丁聟〉
一(ひと)つにな・る
1 ばらばらのものが、ひとかたまりになる。 2 心や力が合わさる。「コンクールに向けてクラスが—・る」 3 夫婦になる。結婚する。 4 俗に、性交する。
ひとつ‐ね【一つ寝】
[名](スル)一緒に一つの寝床に寝ること。ともね。同衾(どうきん)。
ひとつ‐の‐ちゅうごく【一つの中国】
「台湾は中国の一部であり、世界に中国は一つしか存在しない」という中国の政治的主張。
ひとつのはな【一つの花】
今西祐行の児童文学作品。出征する父と、それを見送る幼い娘、母とのやり取りを通し、戦争の悲惨さを訴える。昭和50年(1975)刊行。
ひとつ‐はちす【一つ蓮】
《「一蓮(いちれん)」を訓読みした語》極楽で、同じ蓮華(れんげ)の上に生まれかわること。「—に入りてこそ衆生教化弘むなれ」〈梁塵秘抄・二〉