せち‐が・う
[動ハ四] 1 責めたてる。「がきどもには—・はれる」〈滑・膝栗毛・五〉 2 逆らい争う。「はなせならぬと両人が—・ふ間に」〈浄・金短冊〉 3 ひどい目にあわせる。いじめる。「さあ立て動けと両手...
そんげん‐し【尊厳死】
人間としての尊厳を保ったままで命をまっとうすること。回復の見込みのない状態や苦痛のひどい状態の際に生命維持装置を無制限に使わないなどの対応がなされる。
そうじょう‐の‐じん【宋襄の仁】
《「春秋左伝」僖公二二年から》無益の情け。つまらない情けをかけてひどい目にあうこと。宋の襄公が楚(そ)と戦ったとき、公子の目夷(もくい)が敵が陣を敷かないうちに攻めようと進言したが、襄公が人の困...
たい‐かん【大旱】
ひどいひでり。おおひでり。《季 夏》「—や泥泉地獄ふつふつと/誓子」
す‐ばらし・い【素晴(ら)しい】
[形][文]すばら・し[シク] 1 群を抜いてすぐれている。大変みごとである。このうえなく好ましい。「山頂からの夜景は—・い」「—・い演奏」 2 驚くほど程度がはなはだしい。ものすごい。「この柿...
たい‐そう【大層】
[形動][文][ナリ] 1 程度や分量がはなはだしいさま。たいへん。ひどい。「—な暑さ」「—な剣幕で怒りだす」 2 おおげさなさま。ぎょうさん。「つまらないことを—に言う」 3 大規模なさま。...
せた・ぐ【虐ぐ】
[動ガ下二]《「しへたぐ」の音変化という》 1 攻めたてる。攻撃する。「必ず大国から—・ぐるぞ」〈毛詩抄・七〉 2 きつく責める。ひどい目にあわせる。「年季の腰元—・げて様子を聞くに」〈浮・娘気...
すさまじ・い【凄まじい】
[形][文]すさま・じ[シク]《動詞「すさ(荒)む」の形容詞化。古くは「すさまし」とも》 1 程度がはなはだしいさま。 ㋐恐ろしい。ものすごい。「—・い形相」「—・い台風のつめあと」 ㋑驚くほど...
高(たか)を括(くく)・る
その程度を予測する。大したことはないと見くびる。「—・って手ひどい目にあう」
ジューリング‐ひふえん【ジューリング皮膚炎】
《Duhring's dermatitis ジューリングは米国の皮膚科医の名》慢性の皮膚疾患の一。全身の皮膚に小水疱(しょうすいほう)ないしは水疱が発生する。中年男子に多く、ひどい掻痒(そうよう...