ひめ【姫/媛】
[名] 1 女子の美称。「歌—」「乙—」⇔彦。 2 貴人の娘。姫君。 3 近世上方で、遊女のこと。 [接頭]物の名に付いて、小さくてかわいらしいものであることを表す。「—百合」「—鏡台」
ひめ【鳹/鴲】
シメの別名。
ひめ【糄𥻨】
「姫飯(ひめいい)」に同じ。「困じにたりとて、御—してまゐる」〈宇津保・俊蔭〉
ひ‐めい【非命】
天命でなく、思いがけない災難で死ぬこと。横死。「—に倒れる」「—の最期」
ひ‐めい【悲鳴】
[名](スル) 1 悲しんで鳴くこと。また、その声。「家鶏は窮屈なる籠に—す」〈独歩・愛弟通信〉 2 苦痛・恐怖などのために声をあげること。また、その声。「激痛に—をあげる」「またまた—する新太...
ひ‐めい【碑銘】
石碑に彫り刻んだ銘。
ひめ‐いい【姫飯】
《「こわいい(強飯)」に対して》釜で粳米(うるちまい)を炊いた飯。ひめ。
ひめ‐うり【姫瓜】
マクワウリの一品種。果実は長さ約6センチの扁球形で、黄色く熟し、甘味が少ない。
ひめうり‐びな【姫瓜雛】
雛人形の一。姫瓜に顔をかき、紅・白粉をつけ、竹筒などを胴とし、着物を着せたもの。
ひめ‐かいどう【姫街道】
江戸時代、東海道の脇街道の一。見付宿の先から浜名湖の北岸を回り、本坂(ほんざか)峠を越えて御油宿へ至る道。女性の多くが今切(いまぎれ)の渡しと新居関(あらいのせき)を避けてこの街道を通ったことに...