あま‐つ‐かみ【天つ神】
高天原(たかまがはら)の神。また、その系列の神。→国つ神 →別(こと)天つ神「—は天の磐門(いはと)を押しひらきて」〈祝詞・六月晦大祓〉
あしゅく‐ぶつ【阿閦仏】
《(梵)Akṣobhyaの音写。瞋(いか)らないの意》東方の阿比羅提国(あひらだいこく)に出現した大日如来のもとで発願・修行して成仏し、現在もその国土で説法しているとされる仏。「阿閦仏国経」2巻...
あさ‐ま【浅ま】
[形動ナリ] 1 浅いさま。奥深くなくむき出しのさま。「忍ぶ姿も現れて、—になりぬさりながら」〈謡・玉井〉 2 簡単で粗末なさま。「是程に—なる平城(ひらじゃう)に、主上、上皇を籠め進(まゐ)ら...
あらし‐ぐさ【嵐草】
ユキノシタ科の多年草。高山の草地に自生。葉は手のひら状に裂けている。夏、黄緑色の小花が集まって咲く。
あお・る【煽る】
[動ラ五(四)] 1 うちわなどで風を起こす。また、風が火の勢いを強める。「うちわで—・って火をおこす」 2 風が物を揺り動かす。また、風を受けて物が動く。「強風にテントが—・られる」「通路の扉...
あか・る【開かる】
[動ラ五]閉まっていたものがひらく。また、隔てるものなどが除かれる。あく。「まだ—・らなくって」〈漱石・三四郎〉
あかびら‐かわ【赤平川】
埼玉県北西部を流れる川。荒川の支流の一。両神(りょうかみ)山北方に源を発し、薄(すすき)川などを合わせて秩父盆地北東部の秩父郡皆野(みなの)町で荒川に合流する。長さ31キロ。あかひらがわ。
アキレス‐けん【アキレス腱】
1 ふくらはぎにある腓腹(ひふく)筋・平目(ひらめ)筋を、かかとの骨に付着させる、人体中最大の腱。踵骨腱(しょうこつけん)。 2 《神話アキレウスの故事から》いちばんの弱点。「相手の—をつく」
あさ【麻】
1 アサ科の一年草。高さ1〜2.5メートル。茎はまっすぐに伸び、葉は手のひら状の複葉で対生。雌雄異株。夏、黄緑色の小花を穂状につけ、秋に実が熟す。中央アジアの原産で、熱帯から温帯にかけて栽培され...
あけび【通草/木通】
アケビ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。山野に生え、葉は長楕円形の小葉が5枚手のひら状につく複葉。春、淡紫色の雄花と雌花とが咲く。秋、長楕円形で淡紫色の実がなり、熟すと裂け、果肉は甘く食べられる。...