ひろばのこどく【広場の孤独】
堀田善衛の短編小説。昭和26年(1951)発表。朝鮮動乱を背景に、歴史のうねりの中で苦悩する知識人の姿を描く。同年、「漢奸」とあわせ第26回芥川賞受賞。
ひろ‐びさし【広庇/広廂】
寝殿造りで、庇の外側に一段低く設けた板張りの吹き放し部分。この外側に簀子縁(すのこえん)がつく。広縁。広軒(ひろのき)。
ひろ‐びろ【広広】
[副](スル)非常に広く感じられるさま。「—(と)した部屋」「—(と)した草原」
ひろ‐ぶた【広蓋】
1 衣装箱のふた。昔、人に衣服などを与えるとき、これにのせて差し出した。 2 縁のある漆塗りの大きな盆。
ヒロポン【Philopon】
覚醒剤(かくせいざい)、塩酸メタンフェタミンの日本での商標名。乱用すると幻覚などの中毒症状を呈する。
ひろ‐ま【広間】
1 広い部屋。「大—」 2 書院造りの表向きの座敷。 3 武家邸宅の玄関部分に設けられた広い部屋。 4 四畳半以上の茶室。→小間(こま)2
ひろ‐まえ【広前】
神の前を敬っていう語。神の御前。また、神社の前庭。「皇大御神(すめおほみかみ)の—にまをし給はく」〈祝詞・平野祭〉
ひろ‐ま・る【広まる/弘まる】
[動ラ五(四)]広く行きわたる。また、普及する。「うわさが—・る」 →広がる[用法]
ひろ‐み【広み】
広い場所。「—へ敵をおびき出し」〈太平記・六〉
ひろ・む【広む/弘む】
[動マ下二]「ひろめる」の文語形。