ひ‐わたり【火渡り】
修験道の行者などが燃えている火の上を呪文(じゅもん)を唱えながらはだしで渡る術。
ひ‐わだ【檜皮】
1 杉・檜(ひのき)などの樹皮。屋根に葺(ふ)き、腰壁に用い、また槙皮(まいはだ)とともに火縄の原料とした。 2 「檜皮葺(ひわだぶ)き」の略。 3 襲(かさね)の色目の名。表は黒みがかった蘇芳...
ひわだ‐いろ【檜皮色】
1 染め色の名。黒みがかった蘇芳(すおう)色。 2 浅葱(あさぎ)または縹(はなだ)の縦糸と、赤または蘇芳の横糸とを用いた織り色。
ひわだ‐ぶき【檜皮葺き】
檜(ひのき)の樹皮を密に重ねて屋根を葺くこと。また、その屋根。社寺・宮殿などに用いられる。ひわたぶき。
ひわだ‐や【檜皮屋】
檜(ひのき)の皮で屋根を葺いた家。「十一軒—あり」〈宇津保・国譲上〉
ひわ‐ちゃ【鶸茶】
茶色がかったひわ色。
ひわのせいぼ【鶸の聖母】
《原題、(イタリア)Madonna del cardellino》ラファエロの絵画。板に油彩。縦107センチ、横77センチ。聖母マリアと受難の象徴である鶸(ひわ)を手にする幼児イエス=キリスト、...
ひわ‐やか【繊弱やか】
[形動ナリ]細く弱々しいさま。きゃしゃ。「いみじう—に美しうおはします」〈栄花・本の雫〉
ひ‐わり【日割(り)】
1 給料・支払いなどを1日単位で計算すること。また、その金額。「—で支払う」 2 ある期間続く仕事・行事などを、その日その日に割り当てること。また、その日程。「試験の—」
ひ‐わりご【檜破り子】
檜(ひのき)の薄板で作った破り子。