おく‐えし【奥絵師】
江戸幕府の御用絵師のうち、最も格式の高い職位。狩野(かのう)派の鍛冶橋・木挽(こびき)町・中橋・浜町の四家。世襲された。
おのえ【尾上】
兵庫県加古川市の地名。尾上神社があり、境内の松は、高砂(たかさご)の松、尾上の松、相生(あいおい)の松ともよばれた。[歌枕]「—なる松の木末はうちなびき浪の声にぞ風もふきける」〈拾遺・雑上〉
おびき‐い・れる【誘き入れる】
[動ラ下一][文]おびきい・る[ラ下二]だましてさそい入れる。「敵を難所に—・れる」
おびき‐よ・せる【誘き寄せる】
[動サ下一][文]おびきよ・す[サ下二]だまして近くに引き寄せる。「集魚灯でイワシを—・せる」
おび・く【誘く】
[動カ四]だましてさそう。また、引き寄せる。現代語では「おびきだす」「おびきよせる」など、複合して用いる。「客(てき)を—・くは日文(ひぶみ)の迎ひ」〈人・辰巳園・四・序〉 [補説]歴史的仮名遣...
おもい‐よそ・う【思ひ寄そふ/思ひ準ふ】
[動ハ下二]他に引き比べて考える。「木高き木より咲きかかりて、風になびきたる匂ひは、かくぞあるかし、と—・へらる」〈源・野分〉
おや‐ひけ【親引け】
株式を公募するとき、全部を公募としないで、その一部を特定の取引先や銀行に売り渡すことを、発行会社と引受業者(証券会社)が約束すること。おやびき。
おんが‐がわ【遠賀川】
福岡県東部を北流する川。馬見(うまみ)山・英彦(ひこ)山などに源を発し、響灘(ひびきなだ)に注ぐ。流域に炭鉱が多く、筑豊炭や米などの物資輸送に利用された。長さ61キロ。
おん‐きょう【音響】
音のひびき。
おんきょう‐こうか【音響効果】
1 演劇・放送・映画・音楽などに使われる擬音などの効果。 2 ホールやスタジオなどで演奏などをするときの、音のひびき方の特性や良否。