ふか‐あみがさ【深編み笠】
顔が隠れるように深く作った編み笠。武士や虚無僧(こむそう)が用いた。
ふか‐い【深井】
1 深い井戸。 2 能面の一。中年の女面で、多く「隅田川」「三井寺」など、子を失って悲しむ狂女の役に用いる。深い憂いをたたえた表情からの名称という。
ふ‐かい【不会】
仲たがいしていること。不和。「まろが父と後には—なりしかど」〈戴恩記〉
ふ‐かい【不快】
[名・形動] 1 いやな気持ちになること。不愉快であること。また、そのさま。「—を覚える」「—な気分」「—感」 2 気分のすぐれないこと。病気。不例。
ふ‐かい【付会/附会】
[名](スル)こじつけること。無理に関係づけること。「古人の言に—して説をなす」「牽強(けんきょう)—」
ふ‐かい【府会】
1 府議会の地方自治法施行以前の称。 2 「府議会」の略。
ふかい【深井】
姓氏の一。 [補説]「深井」姓の人物深井英五(ふかいえいご)深井志道軒(ふかいしどうけん)
ふか・い【深い】
[形][文]ふか・し[ク] 1 表面から底まで、また入り口から奥までの距離が長い。「—・い川」「—・い茶碗」「椅子に—・く腰掛ける」「山—・く分け入る」「彫りの—・い顔」⇔浅い。 2 物事の程度...
ふかいかわ【深い河】
田久保英夫の短編小説。昭和44年(1969)発表。同年、第61回芥川賞受賞。朝鮮戦争が行われた時代に、米軍キャンプで働く学生アルバイトの苦悩を描く。 遠藤周作の長編小説。平成5年(1993)...
ふかいかわ【深い川】
《原題、(スペイン)Los ríos profundos》アルゲダスの長編小説。1958年刊。孤独な白人少年の目を通してアンデスの民の悲哀を情感豊かに描いた自伝的作品。