ふ‐こ【巫蠱】
巫女(みこ)やまじない師。また、まじないで、人をのろうこと。「—神仏に惑溺し」〈福沢・学問のすゝめ〉
ふ‐こ【府庫】
財物・文書などを入れておく蔵。
ふ‐こ【封戸】
《「ふご」とも》律令制で、食封(じきふ)の制により、位階・官職・勲功によって朝廷から授けられた課戸(かこ)。また、その制度。封。→食封
ふ‐こ【浮誇】
うわついていて、大げさなこと。「多くの注意を惹(ひ)こうとする—の活動さえ」〈漱石・明暗〉
フコイジン【fucoidin】
⇒フコイダン
フコイダン【fucoidan】
褐藻類に多く含まれる硫酸基をもつ多糖類。フコースと他の単糖類で構成される。昆布やモズクの粘り気成分として知られる、水溶性の食物繊維。保水性をもち、健康食品に利用されることが多い。フコイジン。
ふ‐こう【不孝】
[名・形動]孝行でないこと。また、そのさま。「—な(の)息子」「親—」
ふ‐こう【不幸】
[名・形動] 1 幸福でないこと。また、そのさま。ふしあわせ。「—な境遇」 2 身内の人などに死なれること。
ふ‐こう【富鉱】
有用鉱物を豊富に含んだ鉱石。また、産出量の多い鉱床や鉱山。⇔貧鉱。
ぶ‐こう【無功/不功】
[名・形動ナリ]《「不功」の場合は「ふこう」とも》上手でないこと。未熟なこと。また、そのさま。「当道に功あるを粋といひ、—なるを瓦智といふ」〈色道大鏡・五〉