ふだ‐ばこ【札筥】
1 聞香(ききこう)の競技で、各香名を記した札を入れる箱。 2 守り札を入れる箱。
ふだ‐もの【札物】
1 大小の刀で、保証の札のついたもの。 2 入札によってさばいた諸藩の産物。 3 カルタ賭博(とばく)。
フダヤルハン‐きゅうでん【フダヤルハン宮殿】
《Xudoyorxon o'rdasi》ウズベキスタン東部、フェルガナ州の都市コーカンドにある宮殿。19世紀後半にコーカンドハン国のフダヤル=ハンにより建造。ロシア軍により破壊されたが、その後、...
ふだらく【補陀落/普陀洛】
《(梵)Potalakaの音写。光明山・海島山・小花樹山と訳す》仏語。インド南端の海岸にあり、観音が住むという八角形の山。日本でも観音の霊地にはこの名が多い。補陀落山(ふだらくせん)。
ふだらくさん‐じ【補陀洛山寺】
和歌山県東牟婁(ひがしむろ)郡那智勝浦(なちかつうら)町にある天台宗の寺。山号は白華山。本尊は十一面千手観音菩薩で、国の重要文化財に指定される。観音浄土(補陀落)を目指し、小船で浜から旅立つ宗教...
ふだらく‐とかい【補陀落渡海】
仏教で、補陀落を目指して小舟で海を渡ろうとすること。捨身の行の一。那智勝浦や足摺岬などが出発地として知られる。→補陀落
ふだ‐われ【札割れ】
入札で、応募が少ないなどの理由で応札額が予定した入札額に達しないこと。特に、日本銀行が金融調節のための公開市場操作を実施する際に、金融機関からの申し込み金額が、日本銀行の入札予定額に達しないこと...
ふ‐だん【不断】
[名・形動] 1 とだえないで続くこと。また、そのさま。「—な(の)努力」 2 決断力に乏しいこと。また、そのさま。「優柔—」 3 (「普段」とも当てて書く)日常のこと。副詞的にも用いる。平生(...
ふだん‐いしゃ【不断医者】
ふだんかかりつけの医者。「—は次の間に鍋を仕かけ、早め薬の用意」〈浮・胸算用・二〉
ふだん‐ぎ【不断着/普段着】
1 日常、家で着ている衣服。 2 (比喩的に)気取ったり気がねをしたりせず、のんびりとくつろげること。「—のおつきあい」