ふつ‐か【二日】
1 日の数の二つ。2日間。 2 月の第2の日。 3 正月2日。《季 新年》「沖かけて波一つなき—かな/万太郎」 4 なにか事があってから2番目の日。2日目。「—といふ夜、男、われてあはむといふ」...
ふつか‐きゅう【二日灸】
陰暦2月2日にすえる灸。この日に灸をすえると年中息災であるという。8月2日にすえる灸にもいう。ふつかやいと。《季 春》「かくれ家や猫にもすゑる—/一茶」
ふつか‐づき【二日月】
1 月齢2の月。陰暦2日の月。 2 8月2日の月。《季 秋》「あかね雲ひとすぢよぎる—/水巴」
ふつか‐ばらい【二日払ひ】
遊郭での勘定の支払い。江戸前期、上方(かみがた)の遊郭で毎月2日に支払う慣習があったことからいう。「—に、朔日の夜の寝覚めのよき事ひとたすかりなり」〈浮・好色盛衰記・一〉
ふつか‐よい【二日酔い】
酒の酔いが翌日まで残り、はきけや頭痛・めまいなどがして気分の悪い状態。宿酔(しゅくすい)。
ふつ‐がく【仏学】
フランスに関する学問。また、フランス語でする学問。
ふ‐づき【文月】
《「ふつき」とも》陰暦7月の異称。ふみづき。《季 秋》
ふつ‐ぎょう【払暁】
明けがた。あかつき。
ふつく‐に【悉に】
[副]ことごとく。すっかり。「—国の中の兵を発(おこ)して」〈欽明紀〉
ふつく・む【恚む/憤む】
[動マ四]《後世「ふづくむ」とも》腹を立てる。憤慨する。「高麗の軍将、憤り—・むことますます甚(にへさ)なり」〈欽明紀〉