ふ‐ま【不磨/不摩】
すりへらないこと。ながく価値を保つこと。不朽。「—の大典(=大日本帝国憲法の美称)」
ふ‐まい【不昧】
1 道理にくらくないこと。聡明なこと。 2 物欲などに心がくらまされないこと。
ふま・う【踏まふ】
[動ハ下二]「ふまえる」の文語形。
ふまえ【踏まへ】
1 根拠。土台。「経文ヲ—トシテ」〈日葡〉 2 思慮。分別。「嫉妬の恨みに取り乱れ、後先の—もなく」〈浄・出世景清〉 3 踏み台。「とど、—をして鴨居へ隠す」〈伎・散書恋文章〉
ふまえ‐どころ【踏まえ所】
1 足を置くべき場所。ふみど。ふみどころ。 2 よりどころ。立脚点。「—はいいが、論の展開が甘い」
ふま・える【踏まえる】
[動ア下一][文]ふま・ふ [ハ下二] 1 しっかりと足で踏みつける。「大地を—・えて立つ」 2 判断のよりどころにする。根拠とする。「経験を—・えた助言」「事実を—・えて論じる」 3 あれこれ...
ふ‐まき【文巻】
書物の外側を包むもの。帙(ちつ)。
ふ‐まじめ【不真面目】
[名・形動]まじめでないこと。また、そのさま。「—を装う」「—な学生」
ふま‐の‐たいてん【不磨の大典】
《すりへらず、ながく価値を保つ法典の意》 1 大日本帝国憲法の美称。発布時の勅語に「現在及将来の臣民に対し、此の不磨の大典を宣布す」とあったところから。 2 長い間改定されていない、重要な法律や規則。
フマルさんケトチフェン‐ざい【フマル酸ケトチフェン剤】
《ketotifen fumarate》アレルギー性疾患治療剤。気管支喘息(ぜんそく)・アレルギー性鼻炎などの予防に用いられる。