わたり‐がゆ【渡り粥】
1 新築祝いなどの時にふるまう粥。家(や)移り粥。 2 粥をふるまうこと。「—の饗、設けて文つくる」〈源順集・詞書〉
あざと・い
[形][文]あざと・し[ク] 1 やり方があくどい。ずうずうしく抜け目がない。「—・い商法」 2 小利口である。思慮が浅い。あさはかだ。「考え方が—・い」「—・き方便(てだて)に討たれさせ給ひし...
りょうせい‐イオン【両性イオン】
両性電解質の分子内で陽子が移動し、正負の両電荷をもったイオン。イオン全体では中性であり、電気双極子としてふるまう。アミノ酸およびその重合体であるたんぱく質もすべて両性イオンと見なされる。双性イオン。
きょうげん‐ごうとう【狂言強盗】
自分が金品を着服したうえで、強盗に襲われてその金品を奪われたようにふるまうこと。
かま‐くら
秋田県の小正月(正月15日)の行事。子供たちが雪室(ゆきむろ)を作り、その前で鳥追いや塞(さえ)の神の火祭りをする。大人が賽銭(さいせん)・餅(もち)などを持ってお参りに来ると、子供たちはこれに...
け‐ざや・ぐ
[動ガ四]きっぱりとふるまう。はっきりさせる。「受け張りてとり放ち—・ぎ給ふべきことにもあらねば」〈源・藤袴〉
クーパー‐つい【クーパー対】
超伝導現象を量子力学的に説明することに成功したBCS理論における、逆向きのスピンをもつ2個の電子からなる対(ペア)。2個の電子は重心の周りにゆるい束縛状態にあり、ボース粒子としてふるまう。195...
心(こころ)に任(まか)・せる
1 自分の思う通りに行う。勝手気ままにふるまう。「—・せてどこへでも行く」 2 自分の思い通りになる。「—・せたることのやうに、いと易きことにありなん、と答ふれば」〈宇治拾遺・一五〉 3 相手の...
かしこ‐だて【賢立て】
利口ぶること。賢そうにふるまうこと。「万に—をして、…皆迄いふなと」〈浮・色三味線・六〉
しい‐てき【恣意的】
[形動]気ままで自分勝手なさま。論理的な必然性がなく、思うままにふるまうさま。「—な判断」「規則を—に運用する」