ぶんしうん‐コア【分子雲コア】
星間空間に存在する低温・高密度の分子雲の中で、さらに高密度になった領域。このような領域が自身の重力によってさらに収縮して高温・高密度になると星形成領域になる。
ぶんし‐うんどう【分子運動】
物質を構成する分子・原子の不規則・無秩序な微視的運動。並進・回転・振動の3種類があり、これらの運動エネルギーが熱として現れる。
ぶんし‐おんそくど【分子音速度】
⇒モル音速度
ぶんしかがく‐けんきゅうじょ【分子科学研究所】
分子の構造・機能等に関する実験的研究およびこれに関連する理論的研究を行う大学共同利用機関。自然科学研究機構に所属。昭和50年(1975)設立。愛知県岡崎市に所在。IMS(Institute fo...
ぶんし‐かごうぶつ【分子化合物】
2種以上の分子がそれぞれの組成を変えずに結合した化合物。
ぶんしかん‐いんりょく【分子間引力】
遠距離で引力としてはたらく分子間力。
ぶんしかん‐りょく【分子間力】
分子と分子との間に働く力。遠距離では引力、近距離では反発力となる。
ぶんし‐ガスうん【分子ガス雲】
⇒分子雲
ぶんし‐ガストロノミー【分子ガストロノミー】
《molecular gastronomy》調理を科学的な観点から解明する学問分野。食材が変化する仕組みを分子レベルで分析し、調理技術の向上を目指す。分子美食学。
ぶんし‐きかい【分子機械】
機械的動作をする分子の集合体。生体内に広く存在する生体内分子機械、有機化学を駆使して人工的に合成した合成分子機械、生体内分子機械を加工した半人工分子機械に大別される。生体内のATP合成酵素や筋肉...